「最上さんって、ちゃんと話聞いてるんですね」
突然飛び出した私の本音に、最上さんを含むその場にいた全員が思わず笑った。
今日は、ライフプランナーとして働く最上智貴さんをご紹介させてください。
いわゆる"保険屋さん"とプライベートな入口から知り合ったのは初めてだったかもしれない。初めて会ったその日、女性が数人集まる中、男性は最上さん一人でした。
女性たちがそれぞれの仕事や身の上話で大いに盛り上がる中、興味深そうにそっと耳を傾ける姿が、今でも鮮明に浮かぶ。止まらない女子トークに受け身をとりつつも、自分ごとに置き換えて相づちを打つ。
「その仕事ってこうなんですか?」
「なるほど…めっちゃいいですね!」
ただ聞くのと、興味をもって聞いているのでは、その人に向けるまなざしや返す言葉がまるで違うと思うんです。小手先のテクニックではない立ち振る舞いは、彼の人柄から自然と醸し出されるのだろうと思っていると…
「昔は話を聞くのがめちゃくちゃ苦手でした」意外な言葉が返ってきた。
努力で習得したスキルだとしたら、それもまたすごい話。今目の前に映る最上さんは、紛れもなく聞き上手なのだから。
別の日に二人で会った際には、聞き役になることが多い私ですら話が止まらなくなってしまって「何の話してたんでしたっけ?」脱線を重ねる度に笑いあった充実のひと時を過ごしました。
保険はいち商品でしかなく、数字上の話なら誰にだってできる。最上さんは、その人それぞれの人生に対する"想い"を大切にしたいと、何度も何度も口にします。それまでの歩みやストーリーを聞くのが好き、とも。
契約ごとがひと段落すると、写真に手書きの文章を添えた"ラブカード"をお渡しするんだそう。あるメッセージを例に見せてもらうと、愛があふれる言葉の数々に、ライターとして感じるものがありました。
文章を扱うライターも、保険商品を扱うライフプランナーも、「お客さんに寄り添いたい」という想いは同じです。
何を選ぶかと同じくらい、どんな人を選ぶかも大切。目先の数字にとらわれず、広い視点で人生を豊かにできるものを、選択していきたいですね。
「秋田のすてきな人アルバム」では、私が実際に会って心を動かされたそのままのエピソードを、温度感伝わる文章でご紹介しています。
色んな背景をもつ方々が登場予定なので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
プルデンシャル生命保険株式会社
営業所長
最上智貴さん
@moga.1005