秋田のすてきな人アルバム

自分色の発信。

インタビュー 秋田 秋田市地域おこし協力隊

「ものすごい行動力をもったアイデアマン」としてご紹介いただいたのは、秋田市地域おこし協力隊の平石かなたさん。

どれほどエネルギッシュな方なのかと、ワクワクドキドキの中でお会いする日を迎えました―。

約束したのはかなたさんから提案いただいた「Nice Time Coffe」。ドアを開けた瞬間、「こんにちは〜!」と笑う姿は、想像していたそのものでした。一瞬でその空間に彼女色が広がったのです。

地域おこし協力隊とは、秋田市と市民の架け橋となって秋田市の良さを伝える人。県外からの移住者や定住者を増やしたりするのが役目なんだそう。

かなたさんと2時間近く話して感じたのは、言葉に飾り気がないということ。思いをとても素直にまっすぐに伝えてくれる。好き、かわいい、やりたいがいつも明確で、それを追い求めてここまでたどり着いたんだそうです。

カフェ店内にあったメニューボードを見た時の「かわいい!」の瞬発力や、レトロなデザインが好きで、古い小物をメルカリから発掘購入する感性。そんな彼女のInstagramには、秋田の街並みやイベントや施設など、彼女自身が心を動かされた"秋田の魅力"がたっぷり詰まっているんです。

伝わる発信には、温度がある。

地域活性化センター「さとぴあ」の陶芸教室に足を運び、楽しんだ様子を投稿したところ、当アカウントのフォロワーが50名近くも増えたといいます。

自分のフィルターを通した世界を語るとき、彼女はとても楽しそうに熱が帯び、聞く人の心は奪われていく。そんな彼女らしい発信を、心待ちにする人たちがたくさんいるんだろうなぁ。

秋田市地域おこし協力隊には任期があるため、その先の職をどうするかはまだ模索中とのこと。時には不安や焦りを感じる時もあるのだとか。

だけど私には、彼女の明るい未来が想像できてならないのです。これからのご活躍を楽しみに陰ながら応援しています。

ご縁をつなぐ
「秋田のすてきな人」リレー

デザイン事務所「のぞむでざいん」
阿部希未さん
@nozomudesign

秋田市地域おこし協力隊
平石かなたさん
@kanata_akita

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