秋田のすてきな人アルバム

共に歩む。

インタビュー 秋田 野球指導者

野球指導者の渡辺龍馬さんからご紹介いただいたのは、同業者として大館を拠点に活躍する武田浩紀さんです。

「なんて腰が低い人なんだろう…」

これがインタビューを終えて帰路につく時、一番最初に浮かんだこと。武田さんは、この日過ごした全ての瞬間で、そのスタンスを崩すことはなかったのです。

インタビュー後に昼食をご馳走してくれた際に、店主とお話しする姿が何とも武田さんらしく、そんな瞬間にこそ人柄はあらわれるのだと、つくづく感じた。

インタビューでは、一つ一つ過去を振り返りながら話が進みました。

その着地点は、「ターニングポイントにはいつも誰かの声かけがあった」ということ。今があるのは、関わってくれた人たちのおかげだと。

ここ数年で、さまざまな声かけによってめまぐるしい環境の変化を遂げた―。

私はその全てが必然だったのではないかと思うのです。声をかけた人たちにとって彼が、「武田さんなら」と思わせる存在だったはずだから。

指導者として印象に残っているエピソードをうかがった際には、さまざまな指導をもってしても伸びなかった選手のことを教えてくれました。

やっとの思いで球速を更新した時、2人は目を合わせて大歓喜したそうです。

驚くことに、武田さんは学生時代にたったの一度もレギュラー入りをしたことがない。だからこそ"できない"を"できる"に変えようとする熱量は凄まじい。

そしてその経験こそが、選手と共に二人三脚で歩みを進める、武田さんらしさの原点なのでしょう。

これからどんなターニングポイントで、どんな転機をもたらす人が彼の前に現れるのか。今後のさらなるご活躍を楽しみに、そして応援しています!

ご縁をつなぐ
「秋田のすてきな人」リレー

「NABE BASEBALL ACADEMY」代表
渡辺龍馬さん
@nabeeeee119

「MAKKEI BASEBALL ACADEMY」代表
武田浩紀さん
@makkei_bbb

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